「国民連合政府を」各界と懇談
日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区候補は11月30日、愛知県犬山市役所を訪れ、山田拓郎市長と「戦争法廃止の国民連合政府」の提案について懇談しました。岡覚、水野正光、岡村千里の各市議が同席しました。
市長「自民支持者も危機感」
すやま氏は各界の人たちと懇談し、期待の声が多く寄せられたことを紹介し、「戦争法廃止と立憲主義と民主主義を取り戻すため『国民連合政府』を実現させたい」と共同を呼びかけました。
山田市長は「戦争を経験した世代は自民党支持者を含め危機感をもっていると思います」と述べ、「昨年の総選挙では安倍政権の経済政策が主な争点で、安保法制は争点になっていませんでした。今度の参院選は安保法制を考える場になり、国民の判断を仰ぐよい機会になると思います」と話しました。
すやま候補が「戦争法が強行された後も、若者やママたちをはじめ全国各地で集会やデモ、廃止署名など運動が広がっています」と語ると、山田市長は「報道などで芸能人や作家など今までになく表だって反対運動をしている姿を見ます。居ても立ってもいられない気持からでしょう」と応じました。
安倍首相や自公両党が野党要求の臨時国会開会を拒否している問題で、岡議員が「犬山市で法律のもとずき議員の4分の1以上が臨時市議会開催を要求したら市長は招集しますよね」と言うと、山田市長は「そうですね。賛成、反対、様々な声を聞いて市政に活かすのは大切です。少数意見でも参考になることがあります」と話しました。
懇談は犬山市の観光振興や文化施策などについても話し合われました。
(12月2日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)