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「野党共闘で新しい政治に」 STOP!戦争法・天白大集会&パレード」

 
 名古屋天白区の植田公園で22日、「STOP!戦争法・天白大集会&パレード」が開かれ110人の区民が参加しました。弁護士や九条の会、平和団体の人たちでつくる「やめて!戦争法 天白の会」の主催。

 集会で参加者がリレートーク。自営業者の男性は「愛知県は自衛隊の武器をつくる軍需工場が多い。商売仲間には軍需工場の下請けで部品製を作っている所もある。生活のために嫌だがやっていると言っている。商売で戦争に加担したくない」。青年(31)は「パリの同時テロの報復でフランス軍がISへの攻撃を強めている。やられたら、やりかえす。これでは武力の連鎖が続くだけ。日本は絶対にやってはならない。一日も早く戦争法廃止を」と訴えました。

 日本共産党の田口一登名古屋市議、民主党の近藤昭一衆院議員秘書が連帯のあいさつをおこない、民主党の水谷満信県議がメッセージを寄せました。

 参加者は「野党は共闘して新しい政治を!安保法制廃止に声をあげよう!」のアピールを採択。手作りの「戦争法やめて」「野党は共闘」と書いた横断幕やプラカードを掲げパレードしました。

 杖をつきながら歩いていた女性(84)は「名古屋空襲など戦争体験者として黙っていられない。若者やママに負けないようがんばる」と話しました。

(11月24日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)