「戦争するな」「憲法こわすな」―。名古屋市昭和区の沿道で11月15日、若者や子育てママらの戦争法への怒りの声が響き渡りました。集会時は100人ほどでしたが、ドラムやかねを打ち鳴らしながらパレードしていると次々に飛び入り参加し、150人に膨れあがりました。
弁護士や平和団体の人たちでつくる集団的自衛権行使に反対する昭和区の会が主催。強行されてから初めての区民集会です。
集会では参加者がリレートーク。男子学生は「戦争法はおかしいと思う人は青年・学生だけでなく年齢を超えて一緒に運動しよう」。沖縄へ新基地反対運動の支援に行った男性は「沖縄では非暴力で、国の妨害に屈せず辛抱強く運動をしている。沖縄に学んで戦争法廃止へ署名や宣伝を広げよう」。元教員の男性は「自衛隊員の応募が少なく、危機感を持った自衛隊は高校生への勧誘、中学校へ募集説明会の案内配布をやっている。世論を広げ止めさせよう」と訴えました。日本共産党の柴田民雄名古屋市議が駆けつけ、戦争法廃止の決意を述べました。
飛び入り参加した女性(27)は「デモには抵抗があったけど、子連れのママも多く、や青年が多く、自然に隊列に入れました。今後も参加したいと思います」と話しました。
(11月18日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)