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党愛知県議団が県政懇談会

12年ぶりの共産党本会議質問に「まともに討論する議会」になったと声が出ています。

 
 日本共産党愛知県議団(2人)は22日、名古屋市内で県政懇談会を開きました。約40人が参加。9月議会で共産党が12年ぶりに本会議一般質問を行い、「まともに討論する議会」(マスコミ関係者)になったことを報告。引き続き県民要求実現へ奮闘する決意を述べました。

 わしの恵子団長はあいさつで、6月議会では「少数会派」を理由に不当にも本会議の一般質問、議案質疑を認められなかったため9月議会になったことを報告。「みなさんの声を議会に反映させ、要求実現に全力をあげます」と話しました。

 県議会最年少の下奥議員は本会議場で自民党席からヤジが飛び交うなか、大村秀章知事に戦争法に対する姿勢を追及したことを紹介。若者の雇用、ブラック企業根絶、県独自の奨学金制度の創設を求めたことも報告しました。

 参加者からは、9月議会でも共産党議員紹介の請願が戦争法の廃止、介護保険や子どもの医療費充実など6本出され、採択にならなかったものの、請願者が堂々と口頭陳述できたことを喜ぶ発言が相次ぎました。さらに県道拡幅、農業への県独自対策など県民の意見や要望が次々と寄せられました。

 わしの議員は補正予算の討議で共産党と自民党に加え、民主も公明も登壇し、「こんなこと初めて」(県職員)の事態になったこともあげ「年ぶりに党県議が誕生したことによって、」マスコミは『議会が活性化した』と言っています。引き続き海外視察など議会改革に取り組んでいきます」と答えました。

(10月25日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)