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戦争法1日も早くなくそう 小牧、基地強化ノー 350人

 
 愛知県小牧市の市之久田中央公園で11日、戦争法廃止、航空自衛隊小牧基地の機能強化に反対する「第19回小牧平和県民集会」が開かれ、350人を超える県民が参加しました。県内17の労組、婦人、業者、平和団体などでつくる実行委員会の主催。

 同基地配備のC130輸送機が2004年にイラクに派兵。2010年から空中給油機がアメリカ・アラスカで日米共同訓練に参加しています。

 実行委員長の望月敦・尾張中部地区労働組合総連合議長は主催者あいさつで「安倍政権が強行した戦争法は憲法違反の法律。小牧基地を戦争の出撃基地にさせてはならない。若者を戦場に送る戦争法廃止、憲法を守る運動を広げよう」と訴えました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員があいさつし、すやま初美参院選挙区候補、下奥奈歩県議、小牧市周辺自治体の市町議が紹介されました。民主党の近藤昭一衆院議員がメセージを寄せました。

 毎回参加している男性(62)は「地元住民は自衛隊機の訓練飛行の騒音に悩まされている。戦争法によって激しい訓練が行われたらたまらない。戦争法を廃止し、基地のない平和な街にするため署名や宣伝に取り組みたい」と話しました。

 参加者は、戦争法廃止、県営名古屋空港の軍事利用ストップ、基地機能強化に反対する集会宣言を採択。集会後、「戦争法を廃止しよう」「憲法9条を守ろう」などと訴えながら市内をパレード、同基地に集会の趣旨を申し入れました。

(10月12日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)