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介護充実へ運動強化 愛知介護の会総会

 
 介護の充実を求める会愛知連絡会(愛知介護の会)は3日、名古屋市内で総会を開き、安倍政権の介護保険制度の改悪中止、介護制度の充実めざして地域から旺盛に運動を広げることを確認しました。

 同会は介護保険制度施行前年の1999年に発足。制度の改善や充実を求める署名宣伝、自治体交渉や懇談、議会請願、相談活動に取り組んでいます。

 開会あいさつで中村亘代表世話人は「今年度から軽度の人を施設から追い出すなど大改悪がされた。必要な人が安心して利用できる制度に改善させよう」と述べました。

 要支援者の介護給付の保障、保険料・利用料を減免し、経済的理由による介護を受けられない人をなくす、戦争法廃止、憲法9条、25条を守る協力・共同の運動―などの活動方針を確認しました。

 討論では「12年ぶりに日本共産党県議が誕生し、県議会で請願の意見表明が出来た。今後も共産党と協力して介護制度充実に取り組みたい」「新制度の学習会や特別養護老人ホームの見学会をおこなっている」などの発言がありました。

 日本共産党の、すやま初美参院選挙区予定候補、山口清明名古屋市議が参加。すやま氏があいさつしました。

 総会に先立ち、森弘典弁護士が「憲法25条と生存権」と題して講演しました。

(10月8日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)