愛知県小牧市議選(定数25、3減、立候補32人)が4日投開票され、日本共産党は現職の安江美代子氏(60)が3位、佐藤大輔氏(36)が8位、新人の稲垣美佐代氏(60)が16位でそろって当選し、激戦のなか現有3議席を確保しました。
共産党3候補の合計得票は6854票(得票率11.97%)。前回より得票1703票、得票率2.37ポイント伸ばしました。昨年の衆院比例票(5785票)の1.18倍でした。
当選の喜びにわく支持者を前に安江氏は「3議席獲得を力に戦争法廃止、新図書館建設をやめさせる」。佐藤氏は「高齢者人口の増加にともない介護・福祉施設の拠点を各地につくる」。稲垣氏は「税金を企業支援でなく市民の暮らしや教育充実につかう」と語りました。
選挙選で3候補は「小牧基地のある小牧から戦争法廃止の審判を。新図書館建設は白紙に戻し市民のための図書館建設。県下有数の豊かな財政を大型開発から福祉・暮らし優先の市政へ」と訴え、小牧基地を海外派兵の拠点にさせない、お金のかからない新図書館建設・図書館分室充実、介護保険料引き下げ、国保・医療の負担軽減―などの公約をかかげ支持を広げました。
(10月6日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)