愛知県小牧市議選が27日告示（10月４日投票）され、日本共産党から現職の安江みよ子（60）、佐藤だいすけ（36）、新人の稲垣みさよ（60）の３候補が現有３議席確保をめざし力強く第一声をあげました。島津幸広衆院議員が応援に駆けつけました。
市議選は定数25（3減）に有力32人が争う大激戦になっています。
島津議員は日本共産党の戦争法廃止の国民連合政府の提案を紹介し「航空自衛隊小牧基地のある街から安倍自公政権にノーの審判を下そう｣と訴えました。
基地の街から戦争法廃止の声を
安江候補は「戦争法によって、小牧基地の輸送機が戦場に武器・弾薬を運び、空中給油機が戦争に参加し、隊員が危険にさらされる。戦争法廃止へ一貫して反戦平和を貫く日本共産党３議席が必要」。佐藤候補は「山下市長がすすめる、レンタル大手ツタヤに任せる新図書館計画は事業費が30億円から約50億円に膨れあがった。計画を白紙に戻し市民のための図書館建設を」。稲垣候補は「市政のムダ遣いをやめさせ、市の２１０億円の積立金など豊かな税源を有効活用し、増税や社会保障改悪など安倍政権の悪政に苦しむ市民を支援する」と強調しました。
くらし・福祉郵政の市政へ
３候補は、くらし・福祉優先の市政をめざし▽小牧基地を海外派の拠点にさせない ▽お金のかからない図書館建設・図書館分室充実 ▽介護保険料引き下げ、国保・医療の負担軽減 ― などの公約を掲げ、支持を呼びかけています。
市議選と同時に図書館計画の是非を問う住民投票がおこなわれます。日本共産党は計画に反対し、「住民投票では反対に○を」と訴えています。
（9月29日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより）