日本共産党愛知県委員会が各団体と懇談
日本共産党愛知県委員会は28日、「戦争法廃止の国民連合政府」の提案で、愛知県労働組合総連合(愛労連)、愛知県商工団体連合会(愛商連)、愛知民医連に申し入れ・懇談しました。
石山淳一党県書記長、すやま初美参院選挙区予定候補が各団体を訪問し説明。石山氏は「共産党の新しい提案は、戦争法を廃止するために野党共闘してほしいという国民の声を受け止めたもの。消費税増税や原発再稼働など多くの重要な課題はあるけれども、日本の根幹に関わる民主主義、立憲主義を守るために安倍政権を打倒し、戦争法廃案のための政府をつくることに協力してほしい」とよびかけました。
愛労連の榑松佐一議長は「戦争法廃止の重要な提案と受け止めている。労働組合として具体的に何ができるかは内部で議論したい」と応じました。
すやま氏は「ママの会」での議論を紹介。「一部に否定的な発言があってもがっかりせずに『だからこそ私たちで野党共闘を後押しする運動をしないと』と前向きに打開しようとしていることに励まされた。党としても粘り強く働きかけたい」
榑松氏は中国脅威論について言及。「愛知の自動車産業から見れば中国は重要な顧客だ。中国を敵扱いする首相の考え方には同意できない。共産党として企業のトップクラスにも働きかけてみてはどうか」と提案しました。
愛商連の河村光哉事務局長は「このまま安倍政権がつづいては困る。今までの政党間の枠組みにとらわれず大同団結してほしい」とのべました。
(9月30日 「しんぶん赤旗」東海・北陸信越のページより)