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人類の幸福へ廃炉の決断を

 
 名古屋市東区の中部電力本店前には高齢者や仕事帰りの労働者ら25人が、浜岡原発廃炉への思いをリレートークしました。

 同原発を視察してきた男性(71)は、「浜岡のPR館では、津波の浸水対策がすすめられているから大丈夫であるかのように宣伝していたが、地震の揺れにたいする対策については不十分だ」と訴えました。

 別の女性は「原発は夢のエネルギーと聞かされていたが3.11で危険な本当の姿がわかった。人類の幸福のため廃炉の決断をしてください」と力をこめました。

 同区の関西電力東海支社前には50人超が集まり、福井地裁による高浜原発再稼働差し止め仮処分決定を受け止めよとコールしました。

(9月6日)