名古屋大学の教職員や学生らは29日、戦争法案を考える集いを同大学で開き、市民を含む210人が今何をしたらいいのか交流しました。主催は、自由・平和・民主主義を愛し戦争法案に反対する名古屋大学人の会。
本秀紀教授は講演で法案を本当に止めるために何が必要かについて「国会内では与党の数の力のもとで幹部から、たかをくくるような発言が出ている。それならば、国民の大多数が反対していることをこれでもかと可視化することが必要。特に地元の与党議員に対してファクス、電話、署名など自分ができる圧力をかけよう」と呼びかけました。
同大学卒業生の青木有加さんは「昨年12月に弁護士になったばかりだが、安倍首相のせいで法廷でなく街頭で訴える弁護士になってしまった」とのべながら、街の空気が刻一刻と変化していると語りました。
ノーベル賞受賞者の益川敏英さんのビデオメッセージが寄せられました。
(8月30日)