ニュース

戦争法案も辺野古新基地もノー 名古屋集会に1800人

 
 名古屋市中区で26日夜、「安倍内閣の暴走を止めよう!戦争法案は絶対反対!辺野古新基地建設は中止!8・26集会」が開かれ、1800人を超える市民が参加しました。安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会主催。

 主催者あいさつで中谷雄二弁護士(秘密保全法に反対する愛知の会共同代表)は「戦争法案阻止へ、県下各地で草の根から反対運動を大きく広げよう」と訴えました。

 各界からの発言で県弁護士会の平林拓也副会長は「改憲手続きをせず、集団的自衛権行使をするのは明確な違憲だ。今日は東京で川上昭彦県会長も参加して日弁連が大集会を開いている。県弁護士会は9月5日に1万人規模の反対集会をおこなう」と述べました。

 名古屋大学人の会の戸田貞一氏は「名古屋大学関係者が集まり会を結成した。教職員、学生など賛同者は660人を超えた。29日には会結成後、初めての集会を開く」と報告しました。

 医療労働者の天久奈津美さんは「私たち若者が全国で『戦争は嫌』とたちあがっています。安倍首相は私たちの『戦争に行きたくない』の声を聞いてほしい」と訴えました。

 集会後、「戦争反対」「安倍NO」などのボードを掲げてデモ行進しました。日本共産党の江上博之、くれまつ順子の両名古屋市議も参加しました。

 「憲法9条守れ」のボードを持った男性(57)は「緊張が高まっていた韓国と北朝鮮は話し合いで問題を解決した。安倍首相のように武力で威嚇するのはだめだ」。仕事を終えて春日井市から駆けつけた女性(58)は「自衛隊が法案成立を前提に様々な準備をしていることが報道された。法案が成立したら、自衛隊の暴走が心配になる」と語りました。

(8月28日)