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江南市 戦争法案かならず阻止

 
 愛知県江南市で23日、戦争法案廃案と参院選勝利へ、すやま初美参院選挙区予定候補を迎えた演説会が開かれ、会場は参加者でいっぱいになりました。

 すやま氏が江南市で演説するのは初めて。すやま氏は、街頭演説をしていたら中学2年生の女の子が飛び入りで参加し、「おじいちゃんが広島で被爆して、おばあちゃんが大変な思いをしました。日本が戦争に巻き込まれたら、お父さんお母さんが悲しむから戦争に反対します」とマイクで訴えたことを紹介。「戦争は絶対に繰り返してはいけない。絶対に廃案に追い込みましょう」と呼びかけると、会場からは「がんばれ!」と大きな声援がありました。

 山口明男後援会長は、戦争の悲惨さを何世代にもわたって引き継いでいく義務があるとのべ、「戦争法案を必ず阻止しよう」とあいさつ。森ケイ子、東(あずま)義喜、掛布(かけの)まち子の3市議も訴えました。

 演説会に参加した看護師の女性(23)は「医療関係者も戦争に行くと聞いて不安」。就職活動中の男性(35)は「社会保障費を削って軍事費を上げるなんてふざけてる」と語りました。

 演説会終了後、すやま予定候補と語る会が開かれ、すやま候補はブラック企業で働く青年の労働実態を紹介し、人間らしく働くルールをつくらなければならないと強調しました。参加者からは「若者が孤立している。仲間の存在が大事」と発言がありました。

(8月26日)