安倍政権が11日にも九州電力川内原発の再稼働をねらう中、名古屋市中区の繁華街に9日、「川内原発再稼働反対」「安倍は辞めろ」―の声が響き渡りました。
原発ゼロを永遠に!名古屋アクション実行委員会が開いた「川内原発再稼働反対!安倍政権は即時退陣!名古屋アクション」です。猛暑のなか500人が参加しました。
集会に先立ち、長崎市に原爆が投下された11時2分の犠牲者を追悼し黙とう。関東地方から名古屋に避難してきた女性らがリレートークし「4年が過ぎても福島原発は終息のメドがたたない。原発再稼働などもってのほか」「子どもの健康を考え4年前に生後間もない子どもを連れて避難してきた。子どもの未来のために原発はいならい」と訴えました。
実行委員会は各政党に参加を呼びかけました、日本共産党の、すやま初美参院愛知選挙区予定候補、民主党の近藤昭一衆院議員、社民党県連の平山良平副代表が参加し連帯のあいさつをしました。
集会後、参加者は「STOP原発」「再稼働やめろ」とかいた横断幕やボードを掲げ、ドラムやかねを打ち鳴らしながらパレードしました。
病院勤務の女性(54)は「原爆被害者は70年たった今も原爆症に苦しんでいます。原発も事故が起きれば被害は甚大。原発は必要ありません」と話しました。
(8月11日)