福島を出発し、東京、広島を通り、長崎まで1800キロの道のりを、平和の思いを込めたタスキをつなぐ「反核・平和マラソン」が7月31日、愛知県内を走行しました。主催は新日本スポーツ連盟と実行委員会です。
最高気温37度の炎天下のなか、愛知県豊橋市を出発し、岐阜県まで90キロを12人のランナーが交代で走りました。
熱田区ではランナーを励まし平和運動の発展をねがう交流会が開催されました。福島県浪江町から長崎県まで通して走る男性(61)はあいさつで「福島は風化と風評被害の2つの風が吹いている。この風をマラソンの風で吹き飛ばしたい」と話しました。
新日本スポーツ連盟愛知県連盟の青木正雄会長は、戦争体験の語り部を10日に1回やっており、「安倍さん怖い」という声が何度も出ていることと報告しました。日本共産党の高橋ゆうすけ名古屋市議からあいさつがありました。
ランナーと応援にかけつけた人たちが一緒に「戦争を知らない子供たち」を歌いました。
(8月2日)