名古屋市東区の中部電力本店前と関西電力東海支社前では、午後6時をすぎても34度の蒸し暑さの中、のべ70人が参加しました。
中電前では、70歳を超える高齢者が道端に座り込みながらも懸命に「どうか廃炉にしてください」と訴えました。
百数十回続いた行動で欠席は2回だけという男性(73)は「中電に『そのうちお前らはいなくなるだろう』と思われたくない。体にはこたえるけれど参加せずにはいられない。廃炉まであきらめません」と元気いっぱい。「車いすの夫婦や視覚障害者の方も参加するなど、自分たちの行動が再稼働させづらい環境をつくっている」と話します。
関電支社前では、早ければ10日にも再稼働が狙われている川内原発(九電)に危ぐする人たちらが「原発がなくても電気は足りているじゃないか」などとコール。日本共産党の西山あさみ市議が、ともに声をあげました。
(8月2日)