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保育士ずらり署名訴え 日本の宝9条守ろう

 
 「子どもたちの笑顔を奪う戦争法案いやです」と保育士が21日から4日間連続で名古屋市の金山総合駅前と大曽根駅前で宣伝行動を行いました。若い保育士が訴えると、高校生や20代の青年が署名に応じ「安倍さん引きずりおろしたい」などの声が返ってきました。主催は全国福祉保育労働組合東海地方本部。

 行動2日目の大曽根駅前には31人の保育士らが勢ぞろい。タンバリンとギターのリズムにあわせて「憲法9条日本の宝♪みんなの力で暴走止めよう」と声をあげました。

 参加した女性(24)は「子どもが安心して遊び、おいしいものを食べ、ぐっすり眠っている姿を見ると、ほっこりした気持ちになるんです。戦争で子どもの笑顔が奪われるのはイヤです」と、行動参加の思いを語ります。

 署名した男性(29)は「多くの犠牲者を出した戦争をどうして繰り返そうとするのか理解できない」。事務職の女性(26)は「自衛隊が他国を支援すれば、日本も敵に見られてしまう。」と話しました。

 参加者女性(29)は「高校生が署名してくれてうれしい。一人でも多くみんなに広げたい」と元気いっぱい。

 福祉保育労東海地本の岡村悦子副執行委員長は「70年間一人の戦死者も出さなかったのに、殺し殺される国に変えるのは許せません」と話しています。

(7月25日)