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青年は憲法守る 名古屋150人パレードが300人に

止めよう戦争法案

 
 「憲法を守らぬ安倍首相はやめろ」「戦争法案は廃案にしろ」 ― 。民主青年同盟愛知県委員会などの青年団体の呼びかけで11日におこなわれた「ストップ安倍・名古屋アクション」のパレードが若者でにぎわう名古屋市中区の繁華街で行われ、通りに青年の怒りの声が響きわたりました。同アクションは昨年10月に始め、今回は5月に続き4回目です。

 パレードに先立ち会場に駆けつけた日本共産党の本村伸子衆院議員は戦争法案をめぐる緊迫した国会情勢を報告し、「採決強行を許さず。力をあわせ廃案にしよう」と訴えました。参加者は「憲法守れ」「NO WAR」と書いたボードや横断幕を持ち、ドラムやかねを打ち鳴らしながらパレードしました。出発時は150人ほどでしたが、沿道の市民らが次々と飛び入り参加して倍の300人を超える参加となりました。

 パレード後の青年トーク集会で病院職員の男性(25)は「人の命を守る仕事をしている。人の命を奪う戦争法案は阻止せねばならない」。大学3年生の女子学生(21)は「学内で戦争法案についてアンケートをすると、大半の学生が『それヤバイジャン』と答える。法案が成立すると政治家でなく私たち若い世代が戦場に行くことになる。私たち若い世代が戦争法案反対の声をあげよう」と次々と思いを語りました。

 日本共産党の、たけだ良介参院比例候補、すやま初美参院愛知選挙区予定候補や6人の名古屋市議が参加しました。

(7月13日)