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刈谷市 現有3議席を確保 要求実現へ決意

 
 愛知県刈谷市議選(定数28、立候補31人)が5日投開票され、日本共産党の新村健治氏(60)が16位、山本シモ子氏(61)が19位、野村武文氏(69)が28位でそろって当選し、激戦の中現有3議席を確保しました。

 共産党3候補の合計得票は5752票(得票率9.05%)。公明党や自民系、トヨタ系候補が前回より票を減らす中、日本共産党は前回より得票を679票、得票率を1.34%伸ばしました。

 当選の喜びにわく支持者を前に新村氏は「公約で掲げた多くの待機者がいる待機者がいる介護施設や保育園の増設に取り組む」と述べ、山本氏は「3議席獲得で市営住宅増設など市民要求実現の力になる」と話しました。野村氏は「戦争法案反対の世論の力で押し上げてもらった。安倍政権の悪政から市民を守るため全力をあげる」と語りました。

 党議員団は市民と力を合わせ、中学校卒業までの医療費無料化、巡回バスの増便・路線増、特別養護老人ホームの新設など実績を重ねてきました。

 選挙戦で3候補は、「県下有数の豊かな財政を大型開発から福祉・暮らし優先の市政へ。刈谷から戦争法案など安倍政権の悪政ノーの審判を」と訴え、18歳までの医療費無料化、1人1万円の国保税引き下げ、学校給食の無料化などの公約をかかげ支持を広げました。

(6月7日)