愛知県の革新県政の会と名古屋・革新市政の会は12日、名古屋市役所で過去最高の12議席に躍進した日本共産党市議団と懇談しました。14団体、3地域から役員ら30人が参加し、市政への要求や地域問題について意見を交換しました。
革新市政の会の見崎徳弘代表代行が「安倍政権がすすめる戦争法案、社会保障改悪などの悪政ストップへ、会を先頭に住民と議員がスクラムを組んで取り組もう」とあいさつしました。
田口一登団長が議会改革、公正で民主的な教科書採択の申し入れなど選挙後の市議団の取り組みを報告し「19日開会の市議会の本会議で新人議員4人が初質問を予定している。各団体、地域からの声を聞き議会に反映したい」と述べました。
参加団体から「市バス・地下鉄だけでなくJR、名鉄でも利用できるように敬老パスの拡充を」(年金者組合)、「生活保護費の削減で受給者の生活が厳しくなっている。お金がなく病院に行けず生活保護受給前に病気が悪化している人が多い。市は生活困窮者への迅速な対応をしてほしい」(生活と健康を守る会)、「安倍政権の社会保障改悪で医療・介護分野は大変。国保や介護保険料の引き下げ、減免制度拡大など国の悪政の防波堤として市独自の支援施策が必要」(医師の会)、「志段味図書館が指定管理制で民間に委託した。市は指定管理でなく完全民営化を検討している。民営化は止めるべきだ」(守山区の会)など多くの意見、要望が出されました。
田口団長は「出された要求実現に市民と力を合わせてがんばる」と語りました。
(6月17日)