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医療生協9条の会集会 今こそ声をあげ行動

 
 名古屋市内の、みなと医療生活協同組合の組合員や職員でつくる「九条の会」は5月29日、熱田区内で戦争法案反対を訴えパレードを行い、80人が参加しました。

 出発集会であいさつした会代表の江間幸雄医師は、「憲法9条を壊し、集団的自衛権行使で海外に自衛隊を派兵する戦争法案は阻止しなければならない。野党議員の追及に安倍首相は真摯に答えず逃げてばかりだ。安倍自公政権は数の力で法案を強行しようとしている」と厳しく批判し「戦争法案の廃案めざし、今こそ全国各地から声をあげ行動しよう」と訴えました。

 参加者は「大切な人を戦場に送らせない」「私たちは戦争をしないぞ」などと唱和しながら区内を歩き、住民の注目を集めました。

 参加した男性(79)は「戦争中、米海軍の艦載機の機銃掃射を浴びた。危うく助かったが怖かった。こんな怖い思いを孫たちにさせたくない」と語りました。

(6月2日)