名古屋市北区で19日夜、戦争法案阻止をめざす緊急集会とパレードをおこなわれました。区内の医師、弁護士、民主団体役員ら9人の呼びかけに200人近くが上飯田南公園に集まりました。
呼びかけ人を代表してあいさつした新婦人北支部の津田由紀支部長は「戦争法案は、いつでも、どこでも、どんな戦争でも海外での武力行使をおこない、日本を『戦争する国』にするもの。区内の隅々から戦争法案反対の声をあげよう」と強調しました。
リレートークで中小業者は「戦争中は統制経済だった。平和でこし商売ができる」。24歳の保育士は「子どもを戦争に送るために保育をしていない」。小児科医は「医師は人の命を守るため必死になっている。多くの人を死なせる戦争をしてはいけない」と口々に訴えました。
日本共産党の岡田ゆき子市議は「他党派を含め『戦争する国ノー』の一点で立場の違いを超え多くの人たちと共同の運動を広げる」と述べました。
参加者は集会後、「手渡そう!戦争のない未来」「戦争いやだ」などと書いたプラカードを掲げ地下鉄「平安通」駅までパレードし、区民に「戦争法案反対」をアピールしました。沿道の商店や買い物客、マンションのベランダから「戦争反対」「がんばって」の声援が寄せられました。
(5月21日)