「辺野古の米軍新基地建設反対」「戦争法案を阻止しよう」―。
17日、名古屋市中区の繁華街に市民の声が響きわたりました。同日、沖縄県那覇市で開かれた「戦後70年、止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民集会」に連帯して開かれた「とめよう!辺野古の新基地建設 美ら海を守ろう5・17あいち集会」です。あいち沖縄会議や命どぅ宝あいちなど7団体が呼びかけたもの。
辺野古の青い海をイメージした青色のバンダナやスカーフ、Tシャツを着た200人が参加しました。
司会をした沖縄県の伊江島出身の小山初子さんは「戦後70年。沖縄は日米両政府から基地を押し付けられてきた。沖縄と共同して『人殺しのための基地はいらない』の声を愛知からあげよう」と訴えました。
リレートークで野古基地建設反対の座り込み行動に参加し帰ってきた沖縄県うるま市出身で瀬戸市に住む女性は「故郷の沖縄から基地をなくすため何回も辺野古に行っている。安倍政権の戦争法案など『戦争する国づくり』の動きの中、基地問題は沖縄だけでなく日本全体の問題。基地をなくす運動を広げよう」と話しました。
「『オール沖縄』の声に共鳴して連帯を深め、辺野古新基地建設反対の声を大きくしていこう」の集会アピールを採択。集会後、エイサーの太鼓を鳴らしながらパレードし、沿道の商店や買い物客らに「辺野古新基地建設反対」「安倍政権の暴走を止めよう」とアピールしました。
(5月20日)