平和と民主主義、社会進歩のために生涯をささげた人たちを追悼、合葬する「愛知解放運動戦士第24回合葬追悼会」が10日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。
園内の「いしずえの碑」には、今年新たに36人が合葬され、遺族や関係者が献花。「碑」には、合葬者の全氏名(1476人分)を刻んだ銅板が納められました。
追悼会では、主催者を代表して渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長が「社会進歩と革新、平和と民主主義をめざす運動に貢献された、先人の活動に学び新たな前進につとめる」とあいさつしました。
追悼の言葉を述べた日本共産党の岩中正巳県委員長は「故人の尊い遺志を受け継ぎ、安倍政権がすすめる戦争立法や改憲など暴走を阻止し、来年の参議院選挙で比例8議席、愛知選挙区での議席獲得に全力を尽くす」と決意を述べました。本村伸子、島津幸広の両衆院議員、井上哲士参院議員、名古屋市議団の田口一登団長の追悼電文が紹介されました。
遺族を代表して故下奥純子さんの娘・奈歩さん(愛知県議)、塩川頼男さんの妻・昭子さんがあいさつしました。
追悼会に先立ち、遺族でつくる「愛知いしずえ会」(片桐康子会長)が総会を開きました。
(5月14日)