第86回メーデーが1日、東海・北陸信越9県で開かれました。労働者が工夫を凝らしたデコレーションやプラカードでアピール。「安倍暴走政治ノー」「労働法制改悪反対」「戦争立法やめよ」「平和憲法守れ」と訴えました。
愛知県では、県中央メーデーが名古屋市中区の久屋大通公園エンゼル広場で開かれ、3500人が参加。豊橋、安城、瀬戸、春日井、江南、一宮の6市で地域メーデーが開かれ、県全体で4500人を超えました。
県中央メーデーで、実行委員長の榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は「安倍政権は『残業代ゼロ法案』など労働法制の全面改悪を打ち出した。労働者のたたかいで勝ち取った8時間労働制を崩させるわけにはいかない。職場、地域で働くルールを守る運動を広げよう」と訴えました。
県弁護士会憲法問題委員会委員長の花井増寛弁護士、自由法曹団県支部長の福井悦子弁護士が連帯あいさつ。共産党の岩中正巳県委員長は、本村伸子衆院議員、わしの恵子県議とともに壇上に立ち「安倍政権の暴走阻止に全力をあげる」と述べました。平山良平・社民党副代表、保田泉・新社会党委員長もあいさつしました。
集会に先立と愛労連役員による寸劇「過労死促進?労働者の権利が危ない」が演じられました。集会後市内をデモ行進しました。
(5月2日)