35市町村議選 前半の躍進を力に
日本共産党愛知県委員会は、前半戦12年ぶりに県議空白を複数議席で克服し、名古屋市議選で過去最高の12議席を獲得した力を生かして、後半戦の35市町村議選、70候補の全員当選に全力をあげています。
県議選、名古屋市議選では、安倍政権が連休明けに「戦争立法」の国会上程を狙うもとで、党と候補者の「戦争する国づくりを許すな」の訴えが従来の党支持者にとどまらず、保守層や他党支持者にも共感と支持を得ました。
安倍暴走政治と「オール与党」県政、市政によって地方が疲弊するなか、党と候補者は県政・市政に「悪政からの防波堤」「福祉の心を取り戻す」ことを訴え、「大型開発優先から暮らし、福祉優先へ」と県政・市政改革へ積極的な提案をし、支持を広げました。
後半戦も、県議選、名古屋市議選で鮮明になった「自共対決」は同じです。多くの自治体が首長いいなりの「オール与党」議会で、日本共産党への期待がかつてなく広がっています。
春日井市議選(定数32)では、県議選で柳沢けさ美氏が463票差で惜敗した悔しさをはらそうと、4人の候補者を先頭に、選挙勝利へ奮闘しています。
9期目をめざす内田けん予定候補(64)、6期目をめざす宮地ゆたか予定候補(67)、3期目をめざす伊藤けんじ予定候補(42)、勇退する内藤富江氏の後を引き継ぐ新人の原田ゆうじ予定候補(30)が現有4議席確保めざします。
党4予定候補は、市民と力を合わせ、全小中学校の普通教室に冷房設置、中学校卒業までの医療費無料化など党市議団の実績を紹介し、学校給食の無料化、中小企業への独自支援、バス路線充実などの公約を掲げ支持を呼びかけています。
選挙戦は40数人が立候補を予定。多数激戦の様相です。
前回選挙で後退した一宮市(定数38、2減、現有1)、豊橋市(定数36、現有1)、瀬戸市(定数26、現有2)あま市(定数24、現有2)にはそれぞれ3人が立候補、日進市(定数20、現有1)知多市(定数20、現有1)、蒲郡市(定数20、現有1)、東浦町(定数16、2減、現有1)に各2人が立候補し、前回失った議席の回復をめざします。
前回選挙や病気辞任などで党議席が空白になった、みよし市(定数20)、蟹江町(定数14)、豊山町(定数10、2減)で新人が党議席空白克服に挑みます。
(4月15日)