愛知県議選の出発式でも自共対決が鮮明です。
共産党は豊橋市、春日井市、名古屋市北区の出発式に約200人が集まり、本村伸子衆院議員らが駆けつけ熱気に包まれました。各候補は、国政では安倍政権の「戦争する国づくり」にノーの審判を下すことを強調。県政では「オール与党」の逆立ち政治や請願拒否などを改めさせ、県民の命・暮らしを守る防波堤の県政への転換を訴え、周辺住民の共感を呼びました。
自民党の出発式は、春日井で候補2人の陣営が600人を集め、「目標はやりきった。後は私を知らない人にどう売り込むか」などと気勢を上げました。
他会派は100から150人の動員にとどまりました。名古屋市西区の民主候補が「共産党の、わしの候補が脅威」、春日井の民主候補は「他党(共産党)で春日井に集中しているところがあり厳しい選挙」と、共産党への警戒をあらわにしています。公明新聞1日付が春日井の状況を「定数4に対し自民現2、民主現は圏内。残る1を共産新に大きく先行を許す危機的状況」と報道し、引き締めを図っています。
(4月5日)