消費税をやめさせる愛知連絡会などの呼びかけで、「消費税増税反対ロングラン宣伝」が3月31日、名古屋市中区の繁華街で、5時間にわたって繰り広げられました。
消費税が８％に引き上げられて1年、国民のくらしは困難を増し、経済は深刻です。安倍首相が2017年4月には10％への引き上げを明言していることに怒りと不安が噴出しています。
消費税をなくす愛知の会の岸野智子事務局等らは交代でマイクを持ち、「GDP(国内総生産）の6割を個人消費が占める日本で、消費税を増税したら、景気が悪化するのは明らかです。その一方で安倍政権は、もうかっている大企業には減税する。やっていることが逆さまです。道理のない消費税増税を、世論の力でストップさせましょう」と訴えました。
参加者は、増税反対の署名や増税の賛否を問うシール投票を呼びかけ、買い物客らが次々に足をとめ、賛同を寄せました。
載っていた自転車を止めて署名した男子大学生（18）＝中区＝は「趣味のプラモデルや、ペットのインコのえさを買うのにも税金がかかるので増税は絶対反対です。税金は人々の生活を良くするために使うべき。日本は戦争をしないと決めたはずなのに、集団的自衛権を認めて、軍事に税金をつぎ込もうとする安倍首相は許せない。」と話しました。
（4月1日）