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「定数2でも勝てる」党支部・後援会が全力 愛知県議選 名古屋市西区 わしの恵子予定候補

 
 愛知県議選(4月3日告示・12日投票)で党県議の空白克服へ、名古屋市西区の共産党支部・後援会がアクセル全開です。市議6期24年、党市議団長も務めた、わしの恵子予定候補は、なんとしても県議会の議席をと決意。後援会は「定数2の西区でも頑張れば勝てる。わしのさんをどうしても県議会に」と、宣伝、対話に全力をあげています。

 上名古屋支部の夏目武三さんは、支持拡大の前にビラ2500枚を配布し、電話をかけました。「選挙はちょっと、と言っていた人に、自公両党が戦争をすすめる法整備で合意した報道の話をむけると『ぼくはそれが一番心配なんだ』」と、対話に乗ってきました。「安倍首相の危険性をもっと共産党は訴えないといけない」と励まされたといいます。
 約800件に電話をかけ289人と対話、159人に支持を広げました。

住民要求の実現に全力

 わしの予定候補は市議団長として、▽子ども医療費無料化の拡充 ▽保育料の値上げを7年連続ストップさせる ─ など住民要求実現の先頭にたってきました。

 市民に寄り添って行動してきた姿が浸透しているためか、街頭演説の最中、面識のない市民から声をかけられ何度もストップします。「安倍政権は怖い」「年金が下げられ生活できない」と訴えが寄せられます。
 「夫が戦前から共産党のファンで、戦争だけはあかんと夫婦で応援してきました。安倍さんイヤだねー、国民の声を聞かないから」と高齢の女性が声をかけてきました。県議会に共産党がいないんですと話すと驚いた表情で「応援するね」と答えました。
 
 元名古屋市医師会副会長の水谷昇一さん(88)は「医療、福祉で一番いいことをいっているのが共産党。がんばれ」と、わしのさんを応援しています。厚生労働大臣の後援もしたことがあります。「自民党は医療費削減や患者負担を増やすことばかりに熱中している。表向き自民党の人でも、共産党がいいといっている人は多いですよ」と語ります。
 
 山田支部では10年近く電話での対話ができませんでした。「わしのさんと後継者の青木ともこさんを議会に送りたい。」と支部長が一念発起。“再デビュー“ を果たしました。

県民の声が届く県議会に

 選挙戦は、わしの予定候補のほか、自民、民主、維新の各党新人候補が出馬を予定。前回自民党から当選した県議は、衆院議員に転進し、減税で当選し政務活動費の不正が摘発された現職は立候補を見送りました。公明党は県議選出馬を予定していませんが、市議選を意識してか、共産党のポスターが貼ってある家を訪問し、切り崩しを図っています。
 連日、街頭に、訪問活動にと駆ける、わしの予定候補の訴えが響きます。「県議会では保育園・学童保育増設署名が32万人集まっても誰も相手にしてくれなかった。私を県議会に押し上げ、県民の声が届く県議会にするために力を貸してください」

(3月26日)