志位さんの話多くの人に
愛知県議選(4月3日告示)で党県議の空白克服をめざす日本共産党と後援会は、志位和夫委員長を迎えて開く29日の一宮市・JR尾張一宮駅(午後1時)、春日井市・JR勝川駅(同2時半)、名古屋市緑区・名鉄有松駅(同4時)の街頭演説会を選挙戦の天王山と位置づけ、街中で共産党が話題になるぐらいの参加呼びかけをしようと奮闘しています。
はがき300通、電話も
■一宮市
一宮市の党組織は、総選挙時に尾張一宮駅前で集めた400人を大幅に超える1300人が目標。商工会、農協、医師会、労組、介護施設などに案内はがき300通を届けるとともに、駅周辺の有権者宅全域にお誘いの電話を計画しています。駅前などで特宣隊による案内ビラの配布や市内全域での宣伝カーによるお誘いにも力を入れています。
大和西支部の山内琴子さん(77)は自宅に専用回線を引いて呼びかけています。「話が弾みつい長くなってしまう。1人でも多くの人に志位さんの話を聞いてもらいたいので要点だけを伝え、多くの人に声をかけています」。支部では約71件の参加を確認しています。
駅前を埋め尽くそう
■春日井市
春日井市では1000人参加をめざし、JR駅前の歩道橋を埋めつくす成功をおさめようと奮闘しています。案内ビラ1万枚を作成。市長、副市長、農協関係者、商工会議所、商店街など、600人にも案内を送ります。
松原支部では、支持拡大数が15日までに県議選の得票目標(1500)を突破。得票目標の倍に向けてテレデータで柳沢けさみ候補の支持を訴えながら演説会のお誘いをしています。その中で「家族で行くよ」との返事もあり、思わぬところから共産党への期待が広がっていることを実感しています。
声かけてない人にも
■緑区
名古屋市緑区では、街頭・屋内含め近年では最高の1000人をめざしています。平子支部の柳田常樹さんは、「今まで対話したことがない人にも呼びかけているので、志位委員長を知らない人もいる。共産党の自己紹介をしながら、県議会に党の議席が無いから特養ホーム数が全国最下位なんですと語ると、話を聞いてみようかという人もいます」と、参加者を広げています。
地区委員会は「緑区中で共産党が話題になるよう、音、案内ビラ配布、掲示で圧倒したい」としています。区政協力委員長、商工会、介護施設などをはじめ、今まで声をかけなかった区の有力者にも案内を届けます。25日には、いっせい駅頭宣伝を計画しています。
(3月25日)