愛知県議選(4月3日告示、12日投票)で党議席の空白克服をめざす日本共産党名古屋昭和・天白・緑地区委員会は17日、緑区内で本村伸子衆院議員を迎え演説会を開きました。緑文化小劇場は満杯になり、同区で開いた演説会では過去最高。緑区(定数3)から「必ず満仲(みつなか)みゆき県議予定候補を押し上げるぞ」の熱気に包まれました。
本村氏は、安倍政権が消費税増税や集団的自衛権行使容認など暴走政治をすすめるなか、住民の防波堤となるべき県や市が「オール与党」政治で住民を苦しめていると批判し「県議選、市議選で勝利し安倍政権の悪政に審判を下そう」と強調しました。
満仲(みつなか)予定候補は「党議員のいない県議会は大型開発優先の県政で福祉や教育は全国最低クラス。激戦を勝ち抜き、保育士の経験を生かし、子育て支援、教育費の負担軽減に取り組みたい」と訴えました。
市議選(緑区、定数8)で2期目をめざす、さはしあこ予定候補は「区民と力をあわせ鳴海プール存続、バス路線充実などを実現した。学校給食無料化、介護保険料・利用料の引き下げなどをぜひ実現させたい」と訴え、古川まこと予定候補は「中小業者運動に長年にわたり取り組んできた。中小企業が元気な市政めざす」と語りました。
昭和区の、おぜき雅美県議予定候補、柴田たみお市議予定候補、天白区の高橋まきこ県議予定候補、田口かずと市議予定候補も紹介されました。
石川寿地区委員長は「緑区選出の自民、民主、減税の県義・市議は政務調査費の乱用、不正が次々と発覚。これらの党に議席を渡すわけにはいかない。緑区から初の党県議、市議の複数議席獲得へ大量宣伝、対話・支持拡大を旺盛にやろう」と呼びかけました。
(3月19日)