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県営住宅”修繕費増えました”

 
 「みなさんの声が県政を動かしました」――。名古屋市守山区の県営大森向住宅前で7日、日本共産党と後援会が「県営住宅の修繕費が大幅増になった」と報道したビラを住宅に配布しました。
 日本共産党は昨年秋、県内の県営住宅でアンケートを実施。「壁がはがれて結露がひどい。修繕を」「ベランダの手すりの塗装がはがれ錆(さび)だらけ」など37団地から491件の要望が届きました。党は昨年11月、居住者とともに県建設部と住宅供給公社に、修繕費の大幅増額を強く求めました。県は2015年度予算案で減り続けていた維持修繕費を今年度より6億円増額の43億6千万円を計上しました。
 宣伝には長畑千代子県議予定候補、くれまつ順子名古屋市議予定候補も参加。長畑予定候補は「県の財政力を大型開発に使うのではなく、安倍政権の悪政から県民を守るため暮らし、福祉に使うべきです。共産党が議席を得れば、県民の願いは大きく前進します」と訴えました。
 議席奪還をめざす、くれまつ元市議は「学校給食無料化、75歳以上の医療費無料化など、子どもも高齢者も安心してくらせる名古屋に変えます」と語りました。
 訴えを聞いていた女性(54)は「修繕費が増えたのは知りませんでした。共産党が県議会に出て、県営住宅の予算を増やしてほしい」と話しました。
(3月13日)