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8年ぶり党の議席を 名東区 さいとう予定候補が宣伝

 
 「日本共産党を伸ばし安倍政権の暴走をストップさせよう」「暮らし応援の市政に変えよう」―。名古屋市名東区の商店街に女性らの声が響き渡りました。名古屋市議選(4月3日告示、12日投票)で8年前に失った名東区(定数5)の議席奪還をめざす、日本共産党と後援会が2月28日、おこなった宣伝パレードです。

 さいとう愛子市議予定候補(59)を先頭に、党員、後援会員が「子育て安心の社会を」「政党助成金廃止を」「原発再稼働反対」と書かれたノボリやボードを持って歩きました。
 にぎやかなドラム演奏に沿道の商店や通行人が注目。買い物客やバス停でバス待ちの人たちから「がんばって」「共産党、元気だね」の声がかかりました。
 パレードに先立ち、さいとう愛子予定候補の事務所開きには、90人が参加しました。
 さいとう候補は「安倍政権の暴走政治で市民の暮らしが悪化しています。リニア頼みの名古屋駅周辺開発などに税金を使うのではなく学校給食の無料化、18歳までの医療費無料化など市民を守る施策に使うべきです。席奪還に全力をあげます」と述べました。
 市議選にはさいとう予定候補のほか、自民が現職と新人、公明現職、民主現職、減税現職、維新の新人が立候補を表明。減税を除籍になった現職は未定。7~8人で5議席を争う激戦の様相です。
 党名古屋東部地区委員会の梅村政年委員長は「大企業優先の大型開発事業を河村たかし市長とすすめる『オール与党』に議席を独占させるわけにはいかない。宣伝、対話・支持拡大に全力をあげよう」と訴えました。
 参加した女性(62)は「告示まで1カ月。何としても勝利するため家事など時間を節約して友人などへ支持を呼びかけています」と話しました。
(3月3日)