日本共産党愛知県委員会は25日、全県地方議員・予定候補者会議を名古屋市内で行いました。70人の議員・予定候補者が参加し、1カ月余に迫った、いっせい地方選勝利へ決意を固めあいました。
石山淳一書記長が政治情勢の特徴といっせい地方選勝利をめざす県の方針、佐々木朗国政事務所長が来年度政府予算案、林信敏自治体部長が来年度愛知県予算案について報告しました。
参加した議員・予定候補者が取り組みを報告。党県議の空白克服をめざす、しもおく奈歩県議予定候補(豊橋市、定数5)は「東三河は県内有数の農業地域で、農家から『TPP(環太平洋連携協定)に参加すれば農業は続けらない』の悲鳴があがっている。3月7日に党農林・漁民局長の紙智子参院議員を迎え演説会を開く。紙議員と農業関係者との懇談会も計画している。農業関係団体を訪れ、参加の案内をしている」と発言しました。
1議席から3議席をめざす一宮市議選(定数38、2減)では、ひこさか和子候補が「市は来年度から学校給食費引き上げ、老人いこいの家の入浴有料化をやる。一方で市長と議員の報酬は上げる。反対したのは共産党議員だけ。3議席獲得へ宣伝や対話を強める」と表明。複数議席回復に全力をあげる知多市議選(定数20、1減)の久野たき予定候補は「毎日、ハンドマイクを担いで地域の隅々まで宣伝している」と決意を述べました。
蟹江町議選(定数14)で党議席空白克服をめざす板倉ひろゆき予定候補は「長年、業者運動に関わってきた。中小業者は経営が苦しく大変。国保税の滞納が増えている。町議会に出て、国保税を引下げる」と語りました。
(2月28日)