日本共産党の本村伸子衆院議員は21日、名古屋市東区の東海中学校・高校の生徒が企画した「サタデープロジェクト」衆院議員公開討論会に出席し、共産党の考えを紹介しました。生徒からは「日本は戦争に巻き込まれないか」「子育て・教育は」などの質問が出されました。本村氏のほか自民、民主、公明、維新の会の東海地方選出衆院議員が討論しました。
女性の社会進出を問われた本村氏は「比例東海ブロックで女性は私だけ。愛知の小選挙区でも、きょう参加されている民主党の一人だけです。自民党さんも女性を増やしてください」と語ると、会場が笑いに包まれました。
「日本の学費は世界一高いんです」と指摘した本村氏。「奨学金を借りて卒業時に300万~500万円の借金を背負い、就職できても非正規かブラック企業。若い方に夢と希望のある社会にするために給付制奨学金の創設や世界の流れになっている学費無償化へ踏み出すべきではないでしょうか」と提案しました。
本村氏は、愛知の小牧基地がイラク戦争時に輸送機の出撃拠点になったことに触れ、「このとき容認した安倍(晋三)さんや石破(茂)さんたちが、今度は憲法9条が邪魔だといわんばかりに戦争する国づくりをしようとするのは絶対に許せません」と語りました。
(2月23日)