「健康への願いを福祉守る日本共産党候補に託して」。節分の豆まきでにぎわう名古屋市守山区の龍泉寺の参道で3日、日本共産党の長畑千代子県議予定候補(守山区、定数2)、くれまつ順子(元市議)が後援会員らと呼びかけました。
4月3日告示・12日投票の県議選に出馬表明して初めての街頭宣伝となる長畑氏は、「共産党県議のいないオール与党の議会に新風を吹き込みたい」と強調。北医療生協常任理事を務め、健康づくり活動に取り組んできた長畑候補は、県知事選(1日投票)で小松民子さんが守山区で近年にない9000票余を得票し健闘したことを紹介し、「小松さんが訴えた全国最低レベルの福祉、教育費に予算を回す県議会にしたい」と訴えました。
市議選守山区(定数6)で議席奪回をめざす、くれまつ予定候補は、安倍政権、大村県政と一体に大型開発を進める河村市政を批判。「無駄を改めれば、学校給食の無料化や、敬老パスをJR、名鉄にも使えるようにするなど暮らしを守る市政に変えることができる」と強調しました。
また、「イスラム国」に殺害されたとされる湯川氏や後藤氏に哀悼の意を示し、「国際的に結束し武装解除させていくことが大事。憲法9条を持つ日本が平和外交に努めることが力になる。自衛隊派兵などとんでもない」と主張。地方議会からも平和の声を発信できるよう「県議会には長畑さん、市議会には、くれまつを押し上げて」と呼びかけました。
参詣帰りに、くれまつ候補と握手した80歳の女性は「安心して病院にかかりたい。大事な一票を共産党に託します」と話していました。
(2月4日)