最終盤を迎えた愛知県知事選挙(2月1日投票)で日本共産党の小池晃副委員長は29日、革新県政の会の小松たみこ予定候補の応援に駆けつけ名古屋駅前で街頭演説しました。
選挙戦は小松予定候補と自民中心の「オール与党」が推す現職の大村秀章氏との一騎打ちで小松候補が猛追しています。
歩道を埋め尽くした聴衆に小松候補は格差を広げるアベノミクスに県民は苦しめられていると指摘し、すぐやる政策として「子ども医療費18歳まで無料」「国保料への県補助金復活」などを公約。「命、暮らしを守る県政を取り戻すために知事に押し上げて」と訴えました。
「小松さんの勝利で暴走する安倍政権に愛知からノーの声を上げよう」と訴えた小池氏。安倍政権と一体となって暴走している大村氏のスローガン「リニア、ジェット、FCV(燃料電池車)」を見てあきれたと語りました。「JR、三菱重工、トヨタのための県知事となってしまう」と批判。「全国トップクラスの財政力がありながら1人あたりの福祉・教育費が全国43位だ」と逆さまぶりを指摘しました。
「県民の暮らし第一を掲げる小松候補の公約実現に必要な予算は300億円程度で、県財政3兆円のちょっとしたやりくりで可能」と強調しました。
1998年の参院選で共産党大躍進直後に愛知知事選で党推薦の景山氏が大善戦したことをあげ、「今度は勝利を勝ち取ろう」と呼びかけ大きな拍手を浴びました。
(1月30日)