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福祉も経済も小松さん 井上・本村議員ら訴え

 
愛知県知事選(来月1日投票)で、「革新県政の会」の小松たみこ予定候補(日本共産党推薦)は17日、井上哲士参院議員、本村伸子衆院議員の応援をうけ、名古屋市中区で街頭演説に臨みました。強風の中、歩道をぎっしり埋めた聴衆から声援が飛びました。自民党主導の「オール与党」が推す大村秀章候補との一騎打ちです。

 くらし・福祉・雇用・平和を守る県政への転換を訴える小松候補は、子ども医療費無料化の拡充やボロボロの県立高校改修を約束。青年、女性、高齢化対策にも触れながら、「命を守るためには政府にもの言える知事が必要。消費税増税、集団的自衛権行使反対を言える私を知事に」と支援を呼びかけました。

 井上議員は、「安倍暴走政治ストップ、県政刷新のチャンスだ」と指摘。マスコミが“産業重視の大村、福祉重視の小松”と報じていることをあげ、「大企業を応援すればトリクルダウンで下まで潤う政策は破たんしている。家計を温め、中小企業を応援する小松候補の政策でこそ経済活性化できる」と強調しました。

 本村議員は、「財政力は全国トップクラスなのに民生・教育費は全国最低レベルの県政を小松候補で変えよう」と呼びかけました。森谷光夫医師と福井悦子弁護士も推薦の訴えをしました。
 
演説を聞いていた女性は「命を支え、教育を受ける機会は平等であるべきです。その条件を作るのが政治家」と語り、小松予定候補に期待を寄せました。