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春日井市長と本村衆院議員が懇談

 
日本共産党の本村伸子衆院議員は8日、愛知県春日井市役所に伊藤太市長を表敬訪問し懇談しました。伊藤市長は「それぞれ考えの違うところはあるが、お互いを認め合い日頃から貴党の議員団とも議論をしている」と応じました。柳沢けさみ県議候補と党春日井市議団4氏と市議選予定候補が同席しました。

 本村氏は、リニア問題などを議論する国土交通委員会の所属になったことを紹介し、「地元のみなさまにお役に立てるように頑張りたい。ぜひ市長のご意見をお聞かせください」と、あいさつしました。
 伊藤市長は、市内の災害対策では国の取り組みを評価していると語り、リニアについては賛否をいう立場にないとしながら「市民から工事中への意見が出ているので、しっかり受け止めて県、JRにしっかりものをいいたい」としました。本村氏は「市民の声を反映させる担保もないまま既成事実として進められようとしている」と、JRの対応を批判しました。

 党市議団の提案もあって進めてきた子ども医療費無料化制度について、伊藤市長は「国も県も制度を作って3、4年たつと補助金をやめてしまうことがある。責任持って最後までやってもらわないと市も市民も困る」と苦言を呈しました。

 本村氏は、安倍政権が集団的自衛権行使容認の閣議決定具体化の法律を制定する動きについて触れながら、愛知も無関係でないと懸念を表明。「小牧基地はイラク戦争の出撃基地として使われました。さらに出撃拠点として使われる不安が住民から出されています。そうさせないためにも役割を果たしたい」(1月10日)