日本共産党の本村伸子衆院議員は9日、愛知県弁護士会の花井増實会長と、県経営者協会の牧野秀泰部長を、それぞれ訪ね、衆院議員当選の報告をし懇談しました。
県弁護士会で本村氏は「戦後70年の節目の年、国会開会前に県弁護士会が集団的自衛権行使反対の大集会とパレード(1月17日名古屋市)を企画されたことに敬意を表します」とあいさつしました。
花井氏は「法の根底にある憲法を解釈で変えることに法律家として反対の意思表示をしたい」と企画の意図を説明。「他国のために武器を持って外国へ行く理屈は憲法からは出てきません。閣議決定を撤回させ、関連法案を阻止したい」と語りました。
同行した石山淳一県書記長は「集会成功に党としても積極的に協力します」と応えました。
本村氏は「国会では少数派でも、草の根では逆です。弁護士会が立ちあがっていることに市民は力強く思っています。草の根の声を国会に届ける重い責任を感じながら頑張ります」と話し、息の合った懇談となりました。
県経営者協会では、本村氏が「安倍政権が海外での武力行使を掲げ、緊張を高めるのはビジネスにも悪影響」と指摘すると、牧野氏は「良識ある議論を期待します」と応じました。
(1月10日)