「反貧困ネットワークあいち」は17日、名古屋市中区の金山総合駅前で、安倍政権がすすめる、生活保護の引き下げや利用制限、社会保障改悪に反対する宣伝をおこないました。
生活保護受給者、久保田武・県民医連事務局長、小松たみこ知事予定候補(県社保協事務局長)が訴え、参加者が生活保護の改善、社会保障充実を求めるビラを配布しました。
生活保護を受給している女性は「母子家庭で子育てをしています。保護費が引き下げられ食費など切りつめても生活がギリギリ。4月の消費税増税でさらに生活が厳しくなりました。生活保護受給者をいじめないで」と訴えました。
久保田、小松の両氏は「生活保護費引下げは生保受給者だけの問題ではありません。生保基準は最低賃金や就学援助、国民健康保険料(税)の減免などに連動しています。保護費引下げの影響はどんどん広がります。生活保護制度の改善を」と強調しました。
路上ライブでギター演奏をしていたシノ君(25)は「飲食店でバイトしながらプロをめざしています。今のバイト代は時給920円なので、ビラに書いてあるように最低賃金1000円以上になるといいね。がんばって」と話しました。
(2014.12.19)