「大幅賃上げで、くらしと地域を元気に」と労働者決起集会が5日夜、名古屋市中区の若宮広場で開かれ、400人を超す労働者が参加しました。
愛労連(愛知県労働組合総連合)、愛知公務共闘(愛知公務・公共業務労働組合共闘会議)、自治労連県本部の3団体の主催。
開会あいさつで榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は「安倍政権は消費税増税と社会保障改悪で国民に負担増を押し付け、労働者実質賃金は15カ月連続減。正規・非正規、民間・公務すべての賃金改善、労働者派遣法改悪反対の運動を大きく広げよう」と訴えました。
自治労連県本部の林達也書記長が「人事院勧告で恒久的な公務員賃金引き下げとなる『給与制度の総合的見直し』が示され、政府は実施すると閣議決定した。断じて許されなない。名古屋市の河村たかし市長は市人事委員会の給与引き上げを拒否した。前代未聞の暴挙だ」と批判し、山場を迎える秋季年末闘争に向け、旺盛な宣伝・対話を呼びかけました。
小松民子・愛知県社保協事務局長が連帯のあいさつ、愛知国公(県国家公務員関連労働組合共闘会議)の丹羽佐俊議長、全国福祉保育労働組合東海地方本部の3人の組合員が決意表明しました。
参加者は、「職場を基礎に要求実現めざし仲間を増やし共同を広げる」との集会決議を採択。集会終了後、「消費税大増税反対」「憲法を職場と暮らしに生かそう」などと訴えながらデモ行進しました。
(2014.11.7)