憲法共同センターが呼びかけた「9日大行動」に呼応し、愛知県内の労働組合、平和団体、日本共産党などでつくる憲法改悪反対愛知共同センターは9日、名古屋市中区の金山総合駅前で宣伝・署名を行いました。
「ストップ戦争する国の声をあげましょう」と声をあげながら、「生かそう平和憲法」と書いたビラを配布、憲法改悪に反対する署名を呼びかけました。
革新・愛知の会の村上俊雄事務室長は、日米軍事協力の指針(ガイドライン)の再改定交渉について「集団的自衛権行使を具体化するもの」と批判し、「草の根から安倍政権にストップの声をあげよう」と訴えました。
「何の署名をしているのですか」と声をかけてきた女性(78)に、署名の趣旨を話すと、「私の兄はフィリピンのレイテ島で戦死しました。遺骨は帰ってきませんでした。私も戦争中の空襲、戦後の食糧難など苦労しました。悲惨な戦争は二度としてはいけない」といって署名をしました。
バスの乗り場を尋ねてきた4人連れの男子高校生に、バス乗り場を案内し、「『集団的自衛権』が行使されたら、戦場に行くのは若いあなたたちですよ」と話し署名の協力を訴えると「戦争に行くのは嫌だ」「戦争に行きたければ安倍首相ら大臣が行けばいい」と口々に話し、全員が署名しました。
(2014.10.11)