愛知県尾張旭市で9月27日、「解釈改憲による集団的自衛権の行使容認反対~平和をのぞみます!尾張旭市民の集い」が開かれました。425人の市民が呼びかけ、賛同人になった実行委員会の主催です。
130人を前に主催者あいさつで代表世話人の柘植新氏は「短期間も関わらず多くの人から賛同が寄せられた。日本を『戦争する国』にしないため、集団的自衛権反対の声をあげよう」と訴えました。
革新・愛知の会の村上俊雄事務室長が「集団的自衛権を許さない運動のために」と題して講演。参加した市民がリレートークで、「日本が傀儡(かいらい)国をつくった満州(中国東北部)で生まれた。日本への引き揚げ、戦後の食糧難で苦労した。孫たちたちのために『戦争する国にするな』の声をあげる」、「自分は労務管理の仕事をしてきて労働運動や経済政策では経営者側の立場。しかし憲法改悪は政党支持、主義主張に関係なく反対すべき。保守層も含め運動を広げる」、「憲法9条にノーベル平和賞を授与するよう署名運動に散り組んでいる。」と語りました。
「集団的自衛権の行使容認を許さないために、草の根から運動を広げる」との集会アピールを採択。集会後、「集団的自衛権、みんなでNO」「安倍政権は退場」「平和が好き」と書いたボードや横断幕を掲げて、パレードしました。
(2014.10.1)