核兵器廃絶、戦争反対を求める第14回あいち反核・平和マラソン&ジョギング大会が3日、名古屋市昭和区の鶴舞公園で開かれました。
23歳から80歳までの男性15人が参加し猛暑のなか健脚を競いました。主催は新日本スポーツ連盟愛知県連盟ランニング協会。
同連盟の青木正雄会長は「平和だからこそスポーツが楽しめます。二度と戦争を起こさないようアピールしながら走りましょう」とあいさつしました。
「九条守れ」「原発再稼働反対」など反核・平和の思いを書いたゼッケンをつけたランナーは、公園を訪れた人や沿道の通行人に「核兵器廃絶、平和を願って走っています」と声をかけながら元気に走りました。
元体育教師だった男性(80)は「戦前の体操は戦争に役立つためのものだった。ボール投げは手榴弾を遠く投げるため。棒登りや棒高跳びは敵の高い陣地を駆け登るための訓練だった。『戦争のための教育は二度としてはならない』の思いを込めて走った」と話しました。
連盟のホームページを見て初めて参加した男性(23)「走るのが趣味。集団的自衛権など平和が脅かされようとする中、趣味を生かして平和をアピールできたのが嬉しい」と語りました。