「将来、この子たちを戦場に行かせたくない」「安倍さん、『戦争への道』づくりはやめて」――。幼い子どもを連れた若いママさんたちの声が響きわたりました。
新日本婦人の会名東支部が地下鉄「一社」駅前で1日夕に行った集団的自衛権行使反対の「誰でもできる!ゆかたでピースアクション」行動です。
「LOVE❤PEACE」「NO!集団的自衛権」と書いたうちわやボードを持ち、子ども連れのママさんら30人が参加。
乗降客らに「子どもたちの将来のため反対署名を」「集団的自衛権の賛否を問うシール投票もやっています」と協力を呼びかけました。
30分の行動で42人の署名が集まりまました。シール投票は73人が協力。「容認する」がゼロ。「容認しない」が62、「わかない」が11でした。
買い物帰りの女性(63)は「集団的自衛権だけでなく、武器輸出とか安倍首相は『戦争準備』を急いでいるようで怖いですね」と話し署名しました。
クラブの練習帰りの女子高校生が「何の宣伝をしているの」と聞いてきました。ママさんが「集団的自衛権行使反対の署名です。集団的自衛権は『戦争への道』を開くものです。戦争になるとクラブなど自由に楽しめません」と話すと女子高校生は「わかりました。戦争には反対です」と署名。
シール投票した3人連れの男子高校生は「戦争に賛成する奴はいないよな」「俺、スポーツやって体格がいいから真っ先に兵隊に取られるぜ」と話しながら3人とも「容認しない」に投票しました。
2人の子どもを連れた女性(35)は「デモや集会は子ども連れでは参加は難しいです。浴衣を着て子どもと宣伝するのは良いアイデアですね。がんばってください。」と激励していきました。
新婦人新聞に折り込まれたビラを見て幼児を連れて参加した女性(32)は「街頭で宣伝するのは初めてです。この子が大きくなって戦場に行くような事態にしたくないと思い参加しました」と話しました。
次回は26日の午前11時から地下鉄『藤が丘』駅前でおこなう予定です。