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愛知の青年革新懇集い ”憲法 自分の言葉で語りたい”

 

 青年ネットAICHI(青年革新懇)は24日、名古屋市内で、『日本国憲法を口語訳してみたら』の著者、愛知大学の塚田薫さんを招き「~行列のできる憲法相談所~憲法×カフェ」を行い16人の青年が参加しました。

 会場にBGMが流れるなか飲食しながらカフェ形式で身近な問題と絡めて憲法について語りあいました。

 事前に、「近く結婚を予定している。夫婦別姓にしたいが、憲法上はどうとらえればいいのか」「街頭で宣伝していたら、迷惑だと言われたけど、どう見ればいいのか」などの質問が寄せられました。

 塚田さんと青年ネットのスタッフが「憲法上は夫婦別姓を否定していない」「宣伝やデモは憲法21条に基づく権利であって、公権力はその権利を侵すことはできない」などと答えました。

 「集団的自衛権の『閣議決定』について憲法上どうなのか」との質問には参加者全員で論議。「いろんな解釈があり難しい」という発言がある一方で、「内閣が勝手に解釈を変更するのはおかしい」「憲法違反。安倍政権ストップの声をあげよう」という声が上がるなど論議が盛り上がりました。

 参加者から「笑いもあり、真面目に真剣に語り合え、すごく楽しかった。次回は友人を誘って参加したい」「オープンに憲法について語る場所ができて新鮮だった。憲法って身近なものと思った」「若者に自分の言葉で憲法の大切さを語っていきたい」などの感想が寄せられました。
                                (2014.7.30)