「すごく希望を感じた」「明日を生きる力になった」―。日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)を囲んだ「もやもや→スッキリ・青年トーク集会」(13日、名古屋市)青年が次々に発言し、日ごろ感じている疑問や要望を小池さんに訴えました
主催は日本共産党名古屋北西地区委員会と民青同盟名古屋北西地区委員会。ツイッターやメールで知った青年・学生ら100人以上が参加しました。
会場の一角には保育コーナーが設けられ、若いパパ・ママが子供を抱いて聞いていました。
小池さんが講演した後、1時間にわたって13人の青年が手をあげ、「共産党に聞いてみたい、聞いてもらいたい」思いを熱くかたりました。
真っ先に発言したのは、19歳の女子学生。5月の連休に福島県へ被災地ボランティアに行って感じたことを語り「福島原発はいつになったら収束するのですか」。
30代の女性は、子どもが薬害被害にあい、「くやしい」思いを切々と語り、「これをなくすのが政治の役割では」と問いかけました。
テレビの討論番組を見ていて、よくわからなかったので教えてほしいという女性は、国会議員の歳費や政党助成金について聞きました。高額費とブラックバイトに苦しむ学生の状況を懸命に語る青年、残業代ゼロなんて絶対に許さないでほしいとエールを送る男性もいました。「国家議員をやっていて一番うれしかったことは」「なんで入党したんですか」という質問も。
小池さんが一人ひとり丁寧に応じ、ユーモアを交えたソフトな語り口で予備校生時代に入党した話などすると、会場から笑いがおきます。
トヨタ自動車の関連会社で働く契約社員の女性は、共産党の話は納得できるけど、トヨタが何度も悪いイメージが出てくるのが「つらい」といいます。小池さんが、トヨタのもっている巨大な力を社会に還元してほしいと期待を込めて言っていると話すと、納得した様子でした。
最後に発言した、子ども連れの女性は「集団的自衛権や原発再稼働など反対運動をしても止められない。希望はないのか」と質問。小池さんは「彼らは堂々とやっているように見えるけれど、実際には追い込まれている。『閣議決定』しても、世論の反対にあい、思うように関係法案を出せない。あきらめたらダメ。たたかいはこれから」と励ますと、大きな拍手がおきました。
うなずいていた20代の女性は「『閣議決定』され、無力感を感じていたので元気がでた。政治と社会は断絶していないんですね。民主主義の危険とたたかっている共産党を応援します」。「明日を生きる力になった」という20代の女性は「小池さんの思い、会場にいたみんなのおもいがもっともっと広がって、平和で暮らしやすい日本になるよう力をあわせたい」と話します。
集会後、5人が入党、2人が民青に加盟しました。(2014年7月19日付)