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”戦争行きたくない” 「閣議決定」阻止で緊急宣伝

 

 安倍首相が1日にも集団的自衛権行使を容認する閣議決定を狙う中、日本共産党愛知県委員会は30日、県内各地で地方議員、予定候補者を先頭に怒りの宣伝行動に取り組みました。

 名古屋市中区の金山総合駅北口では、もとむら伸子参院選挙区予定候補、県勤務員が宣伝し、党の政策ビラを配布しました。

 もとむら予定候補が「自衛権行使は限定的というが、政府の判断で歯止めなく武力行使ができる。安倍首相の暴挙に反撃しよう」と訴えました。

 ビラを受け取った男性(44)は「首相や与党の勝手な判断で憲法解釈を変えるのは問題。石原環境大臣の『金目』発言といい、自民党のおごりが目立つ」と話しました。

 バス待ちの2人の男子高校生は「よくわからんが集団的自衛権って、なんかヤバそうだな」「そうだな。おれ戦争に行きたくねえぜ」と話し合っていました。

 同市西区の地下鉄浅間町駅前では、わしの恵子市議(県議予定候補)、青木ともこ市議予定候補が党支部の人たちと宣伝。ビラを受け取った男性は「日本が戦争する国に進むのは怖いと思っている」と話しました。通りかかった外国人は「日本は絶対に戦争したらダメ」と強調しました。

 同市中村区の中村公園前では藤井ひろき市議予定候補が宣伝していると、通勤客から「よくわかった。がんばって」と激励の声がかかりました。