愛知県知立市の中央公民館で12日、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員を迎え、知立市議選(27日告示、8月3日投票)の勝利をめざす党演説会が開催されました。会場いっぱいの聴衆から「そうだ」「がんばれ」の掛け声があがり、熱気あふれる演説会となりました。
佐々木議員は集団的自衛権行使容認、消費税増税、原発再稼働を強行する安倍政権を厳しく批判し、「日本共産党の4人全員当選で安倍政権に暴走ノーの審判を下そう」と訴えました。
市議候補の中島まき子(67)、佐藤おさむ(63)、池田ふく子(65)=以上現、勇退する高橋憲二議員の後を継ぐ、きりむら数馬氏(66)=新=の4氏は、現有4議席確保の決意を表明しました。
中島予定候補は「福祉をこころざし保育士になった。市で乳児・長時間保育が進まず、自ら保育園を開いた。8期32年、議員として保育充実に取り組んできた。保育所待機時ゼロめざし、保育士を増員し保育体制を整える」と訴えました。
佐藤予定候補は「安倍政権のもとで年金削減、消費税増税や医療改悪で負担は増える一方。労働者の3分の1が非正規雇用で年収200万円以下が増えている。国の悪政から市民を守るのが地方自治体の役割。住民要求実現、市政の監視役として全力をあげる」と述べました。
池田予定候補は「議員になって4年。障害の子をもつ親として高齢者や障害者施策充実に取り組んできた。市民と力を合わせ高齢者や障害者サロンへの補助金が実現した。引き続き議会で働かせてほしい」と訴え。
きりむら予定候補は「地方公務員として42年間、福祉行政を担当してきた。経験を生かし介護サービス充実、特養老人ホーム待機者ゼロなど福祉第一の市政めざす」と述べました。
市議選は定数20(3減)に24人前後が立候補を予定し激戦の様相です。
(2014.7.16)